皆さんこんにちは。ゆめしま未来塾の田中です。
梅雨空が恨めしい今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
総務省によると、6月8日〜14日までの全国の熱中症による救急搬送人員(速報値)は1586人とのことでした。梅雨の季節とはいえ、熱中症情報を数値で見てみると予防の意識が高まりますね。
さて、先週一年生に向けて、今年度第一回のおとなるゼミを開講しました!
今回のテーマは、
「チームとグループの違い」
についてです!!
チームとグループという言葉はよく聞くけれど、よく違いがわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。(以前、僕は同じ意味だと理解していました。)
これらの違いを実体験で感じてもらうために、マシュマロ・チャレンジを開催しました!
マシュマロ・チャレンジとは5つの道具(マシュマロ1つ、パスタ20本、テープ、紐、ハサミ)を利用して、自立可能なタワーを4人1組でつくります。
ルールは下記の通りです。(新型コロナウイルス対策の為、チャレンジ前には消毒励行済!)
生徒の皆さんは、ルールにしたがって、より高いタワーを作る為、制限時間ギリギリまで作業に取り組みます!
あるグループは土台から、あるグループは本体部分から制作を始めたりして、試行錯誤している様子でした。
ですが、1回目のチャレンジでは全グループが計測時に自立できないタワーが完成し、計測不可でした。(涙)
なぜ1回目は失敗したのでしょうか。うまくグループワークが発揮できてなったのでしょうか??一人一人の役割が決まってなかったのでしょうか。
そこで1回目のチャレンジ後、何故うまく行かなかったのかを理解してもらう為に、グループとチームの違いについて学びました!
ここでこの2つの違いについてご説明します。
グループとは、一貫した目的はなく、各自がそれぞれ自分の力を発揮し、それらを合わせたものを成果として扱う集団のことを指します。
チームとは、明確な同じ目的で集まった集団で、役割が明確に決まっており、個人の持っている能力や経験では解決できないような課題を達成できる力を生みだせることができるのがチームとなっています!
つまり、チームになると明確な同じ目的で集まった集団で個人の役割は明確化し、生み出す成果が掛け算的に生み出すことができるのです!!
一回目のチャレンジでは、どのように高いタワーを作るのか目標が明確ではなく、役割も曖昧となって最大の成果が出せず、グループでの活動になってしまったのではないでしょうか。
このことを踏まえて、各自、振り返りの時間をとり、次回に活かそうと必死に振り返ってくれました。
振り返りが終わって、最後にもう一度チームとしてマシュマロ・チャレンジをおこないました!
2回目はどのチームも個人の役割を設定し、チームとなることを意識して取り組んでいる様子でした!!
チーム全員が役割や1回目の反省をいかして積極的にとりくんでいます。
マシュマロタワー完成!!
あとは測定を待つのみ、、
果たして、、、
どのチームも無事に計測時にたてることができました!!!
学びを活かしていて素晴らしい!!
一回目とは異なり、役割を一人一人が意識して取り組んだことや、今回の目的
である、自立可能のタワーを設立することができました。(優勝チームのタワーの高さは63センチ。お見事!!)
今回はマシュマロ・チャレンジというワークを使ってチームとグループの違いについて体感で感じて学習をしてもらいました。
今後、複数人で集まってなにか一つの成果物を作成しないといけない場面に出くわす機会が多いと考えられます。
なぜかというと、人の幸せは他者の役に立つために働き、行動するからです。それは、私達が現代を生きる本質なのではないでしょうか。一人ではできないことでも他者と協力し、チームになることによって社会貢献ができます。
そういった場において、今日学んだメソッドを少しでも思い出して役に立ててくれたら今回のゼミは実りのあるものだったと言えると信じています。
最後はみんなで集合写真!
また次回のおとなるゼミでお会いしましょう!!
それでは!!